550年の歴史をもち葬儀をしている寺院

1468年に創建された天然寺は、静岡県賀茂郡松崎町にあります。

静岡市の対岸ともいえる伊豆半島の西側であり、近くに鉄道の駅はないので自動車やバスによるアクセスが一般的でしょう。

すぐとなりには伊豆地域で最も古い小学校校舎の岩科学校があります。

この学校は重要文化財に指定されていて、バス停が目の前にあるので、バスを利用して天然寺を訪問する場合はこのバス停を利用するのがいいでしょう。

宗派は浄土宗で、葬儀や年忌法要を行っています。

また近年、寺社仏閣愛好家の間で人気の御朱印も書いています。

浄土宗は法然上人が1175年に開いた宗派で、阿弥陀仏の慈悲を信じることが教えです。

南無阿弥陀仏というお経の一説が有名で、お釈迦様が説いた3つのお経を大切にしています。

社会の変化に伴って注目を集めている、永代供養もあります。

永代供養とは、子孫が代々にわたってお墓を守っていくのではなく、お寺が代わりに供養をするシステムです。

これは結婚しても子供を持たない夫婦が増え、伴侶を持たずに生涯を終える人が増えてきた社会のニーズに合致するものです。

大切な家族であるペットの供養もしています。

生涯を生き抜いたペットを見守り、感謝の気持ちをもって送り出したい人から需要があります。

家族の一員だと考えているならば、人間と似た形でお別れをしたいと考えるのは当然のことといえるでしょう。

ただ葬儀をするだけでなく、ペット専門のお墓に納骨をしていますし、戒名もつけています。